革製の時計のベルトは日頃の保守が大事

多くの腕時計には革製のベルトが使用されています。革は人間の腕にマッチしやすく、柔らかさのおかげで優れたつけ心地となっています。昨今ではナイロン、プラスチック、金属など様々な素材が使われるようになっていますが、革にしか出せない魅力があるのでその人気は健在です。革製ベルトの弱点とも言えるのが寿命の存在です。コンスタントに使っていると1、2年で寿命が来ると言われています。ただ、日頃の保守次第では長い間使い続けることができます。特に湿気に弱いため、汗をたくさんかいた時には手入れの重要性が高まります。どの動物の皮を使用しているかによって寿命や手入れの仕方に若干の差異はあるものの、基本的な点は共通しています。簡単な手入れであっても長い目で見れば大きな効果をもたらすこともあります。

小まめな手入れが長持ちさせる鍵

革は水分を含みやすい素材です。水分には汚れが詰まっていることが多く、これが劣化をもたらす原因になるとされています。時間が経てば経つほど汚れが浸透してしまうのでいかに早めに拭き取るかがポイントになります。しかし、実際のところ、いつ汚れが付いてしまっているのか分からないので、小まめに拭いておくことが大切になります。汗などは軽く拭っただけではあまり取れないこともあるので、ポンポンと優しく叩くように拭うのがポイントです。手入れをした後は湿気の少ない場所に保管しておく必要があります。もし、水没させてしまった場合であってもドライヤーを使用するのは避けましょう。ドライヤーの熱風は革を固くしてしまう恐れがあります。ごく弱い冷風ならそれほどダメージはありません。

保管方法も大切なポイントになります

時計のベルトには専用のクリーナーが存在し、そちらを使用すればより一層効率なケアが可能になります。特に取れない汚れが付いてしまった際にはお勧めです。しかし、あまりにも汚れを放置しているとどうしても取れにくくなってしまうので、やはり日頃の細やかな手入れが必要であることには変わりがありません。なお、時計のベルトはその使い方によっても寿命が変わります。腕に強く巻きつけて使っていると無理な圧力がかかることもあるので、人差し指が入るくらいの余裕を持って装着することがお勧めです。保管する際には直射日光を避け、湿気の少ない引き出しなどに入れておきましょう。どうしても湿気を避けることが難しい場所での使用が多いという方は、比較的湿気に強いとされるワニ皮などを選択すると長く使えます。